10 Feb 2017
今、資金繰りに困り経営難に陥る会員制テニスクラブが増えており、最悪の場合は借金まみれで自己破産に追い込まれることになります。
もちろん、東京にある明治神宮外苑テニスクラブのような高級志向を保ち続けることの出来ているようなテニスクラブは生き残りますが、地方にある個人経営や家族経営のテニスクラブは難しい選択を迫られているでしょう。
今日は、なぜ経営難に陥るテニスクラブが増え続けているのか原因を考えてみましょう。
これから先ほとんどの会員制テニスクラブは運営できなくなると思いますよ。
会員制テニスクラブの経営状態が悪化する原因とは?
多くの会員制テニスクラブが運営困難な状態に追い込まれる原因は「借金や保証金の蓄積」、「経営者の能力欠如」の2つでしょう。
多くのテニスクラブはクラブハウスやコートの建設にかかった費用と会員の保証金で負債を抱えています。
会計上はプラスのテニスクラブも実際蓋を開けてみたら借金だらけだったということも往々にしてあります。
特にバブル時代に作られたテニスクラブは多額の借金を抱えている可能性が高いでしょう。
また、会員が入会時に払う保証金も経営を圧迫する原因になっています。
会員の高齢化が進み、保証金を払い戻すペースが早くなりキャッシュが足りなくなるケースが考えられます。
とはいっても、借金や保証金を返済する計画を立ててコツコツと努力をしているテニスクラブはなんとかこれからの波を乗りこえることが出来るでしょう。
つまり、テニスクラブが経営難に陥る1番の原因は経営者が無能なことなのです。
会員制テニスクラブというものの流行り廃りを察知して新たな事業を展開し、借金や保証金の返済ペースをきちんとコントロールして最終的には利益をあげていく。
これはテニスクラブの経営者として出来て当たり前のことですが、意外と出来ない人がいるのも事実です。
なぜならテニスクラブはこれまで家族経営を続けてきたところが多いからです。もちろん経営者として優秀な人がいれば問題ありませんが、そうでない場合は不適正な経営者が生まれてしまうでしょう。
まとめ
経営難に陥っているテニスクラブを復活させたいなら、今すぐ経営陣の刷新を行うべきです。
それなりにテニスクラブを潤わすことは決して難しいことではありません。
トーナメントなどのイベント事業、テニススクール事業、それに伴う集客マーケティング事業をきちんと行う体制さえ整えば全く問題ないでしょう。
オーナー1人でテニスクラブを運営出来ているところだってあるわけですから…。
もうタイムリミットは迫っています。
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2017年 5月 04日
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