18 Jan 2019
テニススクールを開業したい!
社員テニスコーチやテニス好きサラリーマンであれば一度はこのような夢を見るでしょう。
しかし、独立・起業はハードルが高く、なかなか実現出来ないケースが多いでしょう。
ただ、「それでもやりたいんだ!」という思いがあるならば、土地やテニスコートの選定、経営・事業計画の立案、開業資金調達、備品の準備、マーケティング・集客などなど具体的に考えることが山ほどあります。
今回はその中からテニススクールの開業でハードルとなりうる土地やテニスコートの選定、資金調達、マーケティング・集客について解説したいと思います。
テニススクール開業のハードル1 テニスコート・土地の選定
テニススクールを新たに始めるためには、固有のテニスコートや土地を持つ必要があります。(公営コートを予約してレッスンを行うというケースもありますが、ここでは触れません。)
基本的には、テニスコートや土地を持っているオーナーから借りるか、買うかのどちらかになります。
借りる場合は、固定額もしくはテニススクールの売上に対する歩合額でオーナーに地代等を収める形が一般的です。
買う場合は、土地や建物(クラブハウス・テニスコート等)の価格を支払う形が一般的です。
多くのテニススクールが、前者のようにテニスクラブやレンタルテニスコートを運営する会社や個人からコートを借りて運営を行っています。
これから先、資産として地価が上がり続ける可能性の低い土地の場合は、買うのではなく借りるようにした方が無難だと思います。
テニススクール開業のハードル2 資金調達
テニススクール開業の際には大きなお金がかかります。
テニスコートや土地の契約、立ち上げのランニングコスト、備品の購入、資本金など、なかなか無借金で始められる人は多くないでしょう。
銀行にお金を貸してもらうのも1つの手ではありますが、最近はインターネットを使ったクラウドファンディングやソーシャルレンディングといった方法で資金調達をするケースも多くみられます。
2015年にはパデルというスポーツのコートを東京23区内に建設するというクラウドファンディングのプロジェクトで7,856,000円ものお金が集まりました。(参考:とにかくエキサイティング!スペインの大人気スポーツPadelのコートを東京に設立)
僕もジュニア選手の海外遠征費用を集めるプロジェクトを行いましたが1人の選手に対して1,235,000円ものお金を集めることが出来ました。(参考:”小さなテニスクラブ”から世界へ羽ばたくプロテニスプレイヤーを育てたい!)
つまり、ここまでお金の流れが整備されてきた現代において「お金がないから出来ない!」なんてことはないのです。
テニススクール開業のハードル3 マーケティング・集客
マーケティングや集客がハマらない限り、テニススクール開業時は凪のように人が訪れない時期があります。
開業したては認知度が低く、なかなか生徒を集めるのが難しいでしょう。
それを少しでも緩和するために重要なのが、開業前のマーケティングと集客です。
開業前にきちんとテニススクール周辺に住んでいる人の年齢層や生活レベル等を調査し、それに見合ったテニススクールのシステムや内容を考え、それを効果的に宣伝できる生徒募集の方法を取る必要があるでしょう。
テニススクールを始めとした教室ビジネスは基本的に地域密着型なので、その地域の特徴を考えずにシステムをつくると通いづらいもしくは通えない教室になってしまうのです。
また、いくらこだわりの指導を行っていたとしても、それを知ってもらえるような広告宣伝をしなければ誰にも体験してもらうことは出来ないでしょう。
このあたりは集客についての記事で詳しく書いているので、参考にして下さい。(関連記事:テニススクールの生徒数・集客力をアップさせる方法とは?)
まとめ
テニススクールに限らず、なにかを新たに始めるというのはとてもエネルギーのいることです。
はじめるまでもはじめてからも不安な気持ちに負けそうになることがあるかもしれません。
でも、そこから学ぶことやそれを乗り越えたときの達成感というのは、他では味わうことの出来ないものです。
目の前の課題から目を背けることなくきちんと対処していけば、経営を軌道に乗せることができるでしょう。
あなたがもし本気でテニススクールを始めようと思うなら、それを肝に銘じておいてください。
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