ネット集客に成功したテニススクールのホームページ制作とは?

神奈川県横浜市のとあるテニススクールのホームページ制作やネット集客コンサルティングを始めて約1年が経過しました。

結論から言えば、集客力が大幅にアップし、2016年1~12月と2017年1~12月を比較すると体験レッスン受講者数52名→110名、新規入会者数22名→55名という成果を出すことが出来ました。

売り上げ・営業利益においてもスクール運営史上過去最高額を叩きだし、1ヶ月あたりの売り上げが約110万円増となりました。

もちろん、僕のweb制作技術だけではこのような成果をあげることは出来なかったと思いますが、インターネットと現実を上手く融合させることが出来たのは大きな自信になりました。

今回は、1周年特別企画として、どのようなホームページ制作を行えば売り上げアップにつながる集客が出来るのか、超具体的な方法論を書いてみようと思います。

ホームページ制作でテニススクールの集客力はほぼ決まる!?

僕はテニススクールの集客力は「見込み客へのリーチ率」と「レッスン体験者の入会率」の掛け算によって決まると考えています。

「テニスを習いたい!」と思っている人にどれだけの確率でテニススクールの存在を知ってもらえるのか。

レッスンの見学・体験に来た人にどれだけの確率でテニススクールに入会してもらえるのか。

という、2つの確率を高めることがテニススクールの集客力アップにつながるのです。

なかなか生徒が集まらないと悩んでいるテニススクールでは両方もしくはどちらかに欠点がある可能性が高いでしょう。

僕は、実際に「テニススクールのネット集客」をやってみて、ホームページ制作によってこの2つの確率(特に前者)をぐんと高めることが可能だという結論に至ったのです。

どんなホームページを作ればテニススクールの集客力は上がるのか?

では、具体的にはどのようなホームページを作れば集客効果は上がるのでしょうか?

僕が実際に取り組んだ中で最も意識すべきだと思ったのは以下の2点です。

・見込み客が調べそうな検索キーワードでホームページを検索順位1~3位(少なくとも1ページ目)に表示する。

・見込み客がホームページを読んだときに「”このテニススクールに”通いたい!」と思うような文章の書き方をする。

この2点をおさえてホームページ作成を行えば、ほぼ必ず見込み客への「リーチ率」と「入会率」を高めることが出来るでしょう。。

では、それぞれのポイントについて詳しく方法を解説していきます。

主要な検索キーワードでホームページの検索順位を上げるには?

いわゆるネット集客に関するウェブサイトや書籍には、「地域名+事業名」で検索されたときに検索上位にホームページやブログを表示することが重要だと書かれています。なぜなら、検索上位3番目までに表示されたサイトに約7割の検索者がアクセスするというデータがあるからです。

今回のテニススクールのホームページも「横浜市+テニススクール」や「横浜+テニススクール」で上位に表示されるように設計し、成果をあげることが出来ました。

しかし、僕はこれだけでは見込み客へリーチする確率を最大化できていないと考えています。

なぜなら、「地域名+テニススクール」という検索キーワードのスケールでは、そのテニススクールに本当に合っている人(入会率の高い見込み客)にリーチすることが出来ないからです。

例えば、神奈川県にあるジュニア選手の育成に力を入れているテニススクールであれば「神奈川県+テニススクール」よりも「神奈川+テニススクール+ジュニア」、「神奈川+テニススクール+ジュニア+強い」といったキーワードで検索上位を狙った方がそのテニススクールに合った人を集められるということです。

このように、あなたのテニススクールに合った検索キーワードでホームページを検索上位に表示することで、見込み客へのリーチ率とその入会率をアップすることが出来るのです。

では、狙った検索キーワードでホームページを検索上位表示するためにはどうすれば良いのでしょうか?

ウェブサイトの検索順位を1〜3位に上げるためには、大きく分けて2つの方法があります。

1つは、グーグルなどの検索エンジンを運営している会社に広告費を支払い、指定したキーワードで検索されたときに指定したページを検索上位に表示する方法です。ネット広告は、お金さえ支払えば今すぐに検索上位を独占できるため、時間的コストを抑えることが出来ます。

もう1つは、「検索者にとって有益なサイト」だと検索エンジンに評価されるサイト運営をするための技術(SEO)を身につけて、検索上位にページを表示する方法です。SEOは、無料かつ「広告」という表記無しで様々なキーワードで検索上位にサイトを表示することが出来ます。

例えば、僕の場合は「集客に困っているテニススクールの経営者やオーナー」が見込み客なので、「テニススクール 集客」というキーワードでサイトを上位表示することが重要です。僕が運営する「テニスコーチの戯言(当サイト)」はSEOによって広告表記のある2サイトの次に表示しています。

このような見込み客が検索するピンポイントな検索キーワードでホームページを検索上位表示出来れば、平均よりも入会率の高い見込客(そのテニススクールに合った人)を効率的に集めることが出来るでしょう。(以前もテニススクールのウェブ集客についての記事を書いたので参考にして下さい。)

関連記事:テニススクールの新規入会者をインターネット集客で4倍にする方法

ホームページを読んで「”このスクールに”通いたい!」と思ってもらうには?

さて、長くなってきましたが張り切って参りましょう。

次は、ホームページに集まった「テニスを習いたい!」という見込み客を「”このスクールで”テニスを習いたい!」という見込み客に変えるためのホームページの作り方について解説します。

ホームページに辿り着いた見込み客を教育することで、体験・入会の確率を高めることが出来ます。

あなたもウェブサイトを見ていて「ついつい最後まで読んでしまった!」、「ついつい商品を買ってしまった!」という経験があるでしょう。それは、そのサイトがそういう「しかけ」を持っているからなのです。

このような技術はコピーライティングやウェブライティングと呼ばれています。見込み客の心を掴むキャッチコピーと体験・入会の申し込みまで誘導するライティングがホームページには必須なのです。

例えば、「キャッチコピー → 導入・共感 → 内容 → 実績 → 契約内容 → まとめ → 申し込み → 補足情報 → お問合せ」という流れで1ページを構成するイメージを持つと良いでしょう。そうすることで見込み客を自然に申し込みやお問合せに誘導することが出来るのです。

具体例としては、僕の教室ビジネス専門ホームページ制作を参考にして下さい。

キャッチコピー

ホームページに訪れた見込み客を掴んで離さないのがこのパートの役割です。

「あなたのテニススクールのキャッチコピーは何ですか?」と聞かれてすぐに答えられる人は少ないでしょうし、そもそもキャッチコピーをどうやって考えるのかわからないという人も多いでしょう。

キャッチコピーには、「ハッ!」とさせる力があるかどうかが重要になります。あなたがテニススクールに来て欲しいと思う人が心に抱いている思いを察し、それをギュッと掴むことが出来るフレーズを考えましょう。

導入・共感

キャッチコピーで掴んだ見込み客を更に引き込むのがこのパートの役割です。テニススクールの説明を始める前に「このテニススクールはあなたの味方だ」ということを伝えなくてはいけません。

現実のコミュニケーションで、初めてあった人にいきなりやる気満々で「私は…」と自己紹介を始められたら引きますよね?

導入・共感パートでは、テニススクールの内容や実績へと自然に話を転がすことが出来るように、ゆっくりと見込み客をあなたのテニススクールの世界観に引き込んでいく意識を持つことが重要です。

内容

テニススクールの内容についてわかりやすく説明するのがこのパートの役割です。基本的には、3ポイントくらいにまとめて説明するとわかりやすいでしょう。

スクールシステムについて全てを書こうとするのではなく、他のテニススクールと差別化できる「売り」について詳しく説明するようにしましょう。

内容パートでは、キャッチコピーや導入・共感パートとのつながりを意識しながらテニススクールについて理解を深めてもらえるように、文章だけでなく図・画像を用いて具体的に説明することを心がけましょう。

実績

テニススクールの実績を紹介するのがこのパートの役割です。指導実績は大きな武器になりますが、見込み客に「それ自慢!?」と思われないようなさじ加減が重要です。

結果だけでなく、その選手や生徒さんの体験談などを載せられるとより良いでしょう。

実績パートでは、「内容パートで説明した売りによって本当に成果を上げているのか?」という答え合わせが目的であることを忘れずに文章や画像を用いて表現するようにしましょう。

契約内容

レッスンのレベル・料金・時間帯などの細かい情報をわかりやすく伝えるのがこのパートの役割です。

要らない情報は省き、最低限必要な情報だけ載せるように心がけましょう。

契約内容パートでは、表などを用いてとにもかくにもわかりやすさを重視しましょう。

まとめ

これまでの内容のまとめと最後のひと押しをするのがこのパートの役割です。

「体験レッスンを受ける」、「お問合せをする」という具体的な行動を起こさせるためには、最後に背中を押してあげることが重要です。

まとめパートでは、キャッチコピーと同じような感覚でもう一度読者の心を掴むような表現を心がけると良いでしょう。

補足情報

1度目の機会で申し込みに踏み切れなかった人を逃がさないようにするのがこのパートの役割です。

申し込みに踏み切れなかった人はどこかに「不安」を感じていることが原因なので、よくある質問として「どのくらいのレベル・年代の会員が多いのか?」、「どこから通っている人が多いのか?」などの情報を補足してあげましょう。

補足情報パートでは、体験や入会に関する「不安」を解消できるようなQ&Aを考えることが重要です。

まとめ

さて、今回はかなり踏み込んだところまでホームページ制作やネット集客について解説しました。

僕としても「ここまで書いちゃって良いのかな?」と思うほどです。

ここに書いてあることを完全にコピーすることが出来れば、あなたのテニススクールも必ず大勢の生徒さんで賑わうようになるでしょう。

あと残されているのは「やるか・やらないか」の2択だけ。

これまで以上にたくさんの人にあなたのテニススクールへ足を運んでもらうのか。

このままテニススクールの会員数と売り上げが先細りしていくのをただ待つだけなのか。

どちらにするか決めるのはあなたなのです。

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